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新型コロナ研究

調査の背景

‌ 新型コロナウイルスの蔓延により、移動の自由が失われ、観光が不要不急のものとして取り沙汰されるようになりました。それは、観光に明るい未来を描いていた観光学部生にとっても重く響くものとなりました。本来は、観光まちづくりに関心を持って集まったゼミの学生たちも、当初想定していたようなフィールドワークができない状況におかれ、ややもすれば、観光を学ぶ意欲が削がれてしまう可能性もありました。
 こうした状況の中、本ゼミでは、緊急事態宣言下の5月に、「with コロナ、post コロナの観光行動・観光地はどう変わる(べき)か?」「with コロナ、post コロナの観光地づくり/観光まちづくりにおいて自分たちは何ができるか?」という問いでオンライン議論を行いました。この議論を通して、「外出自粛の必要がなくなったら、人々はこぞって外に出るのかもしれないが、その際にどこに行くのだろうか。」という疑問から、同年代の学生の考えを把握しようという試みに発展し、2020年6月に700名以上の学生を対象としたアンケートを実施し、「‌新型コロナウイルス流行による学生の旅行意識への影響に関するレポート」として発表しました。​このアンケートの分析等を通じて、徐々に「今、観光を学ぶ学生だからこそできることがあるのではないか」という前向きな思考へと転換していきました。

2020年10月には、学生の夏の旅行実態を把握するアンケート調査を実施し、12月に「新型コロナウイルスの流行に伴う今夏の学生の旅行実態に関するレポート」として発表しました。

​さらに、12月以降は夏の旅行実態アンケートに協力いただいた学生にインタビューを実施してきました。

2021年4月30日に、2020年10月〜12月の学生の旅行実態及び旅行意識についてのレポート「新型コロナウイルスの流行に伴う旅行実態に関するレポート(単純集計速報)10月-12月」を発表しました。​

ゼミ生の声

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