はじめての小川町訪問感想02

1月23日 はじめての小川町


かなり遅くなりましたが、1月23日に小川町を訪問させていただいた際の振り返りをしたいと思います。

私たち新座キャンパスの立教生は池袋との行き来によく東武東上線を利用しますが、池袋発の急行電車の行き先はどれも「小川町」。地名はいつも聞いているけれど一体どんなところなんだろう、という気持ちを持ちながら小川町を訪れました。



午前は、和紙体験学習センターで、和紙作りの体験をさせていただきました。和紙作りと言われると、実際に紙を漉くという体験を想像していました。しかし今回体験させていただいたのは、その前の素材を取り出す工程である「楮ひき」の体験でした。「楮ひき」とは、和紙の原料に使用する楮という植物の皮を剥ぐ工程のことで、一本一本丁寧に皮を剥いでいくため、地道かつ繊細さが求められる作業です。和紙づくりにはさまざまな工程があると同時に、この作業は沢山あるうちの一工程にすぎないということに驚かされました。また、皮を剥いた後の楮の軸(かずから棒、別の地域では“カズがら“とも)は使われないで無駄になっているということを知り、丈夫でしっかりしているのにもったいない、という感想を持ちました。


午後は、ガイドの方に小川町を案内していただきました。かつてかつて小川町は秩父と川越を結ぶ秩父往還と上州と八王子を結ぶ街道の宿場町であったため、人と物資の集まる場所でした。現在でも多くの町屋や絹を保管していた石蔵などが見られます。これらの建物のうち5軒の建物は登録有形文化財に指定されています。とても雰囲気があり、小川町にお住まいの方みなさんが歴史ある建物を大事にされているように感じられました。

今回はガイドの方に案内していただいたためそれぞれの建物や風景に関することを詳しく知ることができました。しかし、建物や風景周辺に案内板などが見られず、もし1人で来ていたら、気づかず素通りしてしまうかもしれないと感じました。また、案内していただいていなければ、背景にある地理や歴史の知識を複合的に知ることも出来ないため、印象に残らないままだったかもしれないとも感じました。


和紙作りと小川町観光を通じて、どうすれば多くの人に小川町のことを知ってもらえるだろうかということを感じました。東上線ナゾの終点ではなく、和紙と宿場の歴史あるまちとして知ってもらえるのか、そして私たちはどのような形で小川町の皆さんに協力できるのかということをこれからのゼミ活動を通じて考えていきます。


小川町の皆様、西川先生、このような企画をしてくださりありがとうございました!