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ゼミ感想4

ついに3年のゼミが終わってしまった…!春学期、オンラインの授業になると決まってから、本当にオンラインでゼミ活動ができるのか不安だった。しかし、オンラインで進めていくと、2年の時の充実感とはまた違った充実感を味わうことができた。

2年生の頃は、まちづくりや都市計画についての基本的なことを学ぶのに必死で、文献を読むことが多かった。また、建築学会に参加して論文にふれたり、海外合宿のために英語の文献も読んだりと、課されたものをみんなで乗り越えた充実感があった。街歩きでは、普段何気なく見ているまちを、地図を片手にじっくりと観察した。どうして今の街があるのか、歴史や景観、それらを守り伝えている人たちの活動を踏まえて見ていくと、新しい気づきがあって楽しかった。クルドサックやペデストリアンデッキなど、西川ゼミに入っていなかったらきっと出会わなかった言葉たち。今後街で見かけたら、西川ゼミで学んだことを思い出すだろう。

3年では、私たちの研究対象地である川越に特化して授業を進めてきた。また今日も川越だ…と毎日毎日何かしら川越について調べたり考えたりするのは、少しうんざりするときもあったけど、アンケートで明らかにしたいこと、社会実験やマップでやりたいことが見えてくると、少しずつだが着実に進めることができた。生活班のアンケートは大変だった…!一からアンケートを作ったことはなかったし、回答してもらったアンケートを集計・分析する作業も初めてだったため、なかなか思い通りに進まないこともあった。それでも、一緒に頑張ってくれるゼミ生やアドバイスをしてくれる先生がいたため、頑張ることができた。社会実験をすると決めてからは、毎回の議論が濃厚だった。考えなければならないこと、やらなければならないことが多い中、短い期間で企画・準備・実施まで行うことができたのは、ほんとに感動した!自分たちで自分たちのことを褒めたい!社会実験前までは、オンラインでの作業だったが、社会実験前日と当日は対面でみんなと活動ができたことがとても楽しかった。社会実験当日は、自分たちのやっていることに対する周りの人の反応が直接目に見えるのは嬉しかったし、そこで色々な人と出会えたことは本当に良かった。観光客だけでなく、地域住民の人が関心を持ってくれて、まちづくりにおいて、いかに地域に入り込むかが大切ということを身をもって実感した。その後本格的になった川越マップ作りの話し合いは、それぞれが思い描くマップのイメージが異なっていたり、コンセプトとテーマが見えなくなったりと、難航したときがあった。しかし、ここまで一緒にやってきたみんなとだから、思っていることや考えたことをためらわずに言い合うことができ、納得のいく形で進めることができたと思う。3年の活動を通して、自分たちのやりたいこと、思い描くことを実際に実現しているという充実感を味わった。また、これまでの授業やゼミ活動で学んだことが総動員されて結びついていくことの楽しさを感じた。西川ゼミの活動を通して、本当に自分たちができることの幅が広がった気がする。学生はやろうと思えば何でもできるんだ!ということを改めて感じた。

様々な経験をする機会を用意してくださった西川先生、ひとまず2年間ありがとうございました!コロナウイルスの影響もあり、今年度は不完全燃焼だったとは思いますが、オンライン授業とは思えないくらい充実した日々をおかげさまで過ごすことができました!これからもマップ作成や卒論でお世話になるので、指導をよろしくお願いします!!

ゼミ生のみんな!みんなといると、そんな見方ができるのか!そのアイデア面白い!そんな取り組みをやっているところがあるのね!などと新しい発見があって、毎回飽きなかった!真面目に議論するところはするけど、雑談に入るととことん面白いことをやってくれるから、頑張りすぎず楽しみながらゼミ活動ができた!ありがとう!!

これからも末永くよろしくお願いします!!

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