ついにゼミが終わってしまいました。大学生活で頑張ったと言えること何かしら欲しいなと思ってゼミ選びをして、ガチゼミ入りたいなと思いつつよく聞くあの某ゼミや某ゼミを検討してもなかなかここだ!ってならなくて、結局提出日になった深夜4時に、前評判ナシ先輩ナシ我々の代からのスタートのNEWゼミに賭けてみることを決定したことを覚えてます。このゼミがまさか1世代にして1番の鬼畜ゼミに上りつめるとは思ってもなかったです(笑)
誰か友達と一緒に入ったわけじゃなかったので、最初の5号館顔合わせのときはとてもドキドキしてました。会ってみて1番に感じたことは、私含め全員「コミュ力のある根暗」だなと(笑)(褒めてる)初めて話した子もたくさんいた中で、不安は何もなく、「この人たちと学んでいけるんだ」「絶対楽しくなるな」という気持ちでいっぱいになりました。その根拠のない予感は、ゼミを終えた今、正しかったと心から言えます。そして、このゼミを選んで後悔は一つもないです。
思えば最初から最後まで、レベルの高いみんなについていくのが必死な2年間でした。時には私いる意味ある?とか足引っ張ってるだけじゃない?とか思ったり、シンプルに課題とかが私のレベルの範疇を超えてて不可能を感じたりして、やめたいなって思ってしまう期間は何度もありました。それでも、大好きなみんなと恵まれた環境で心地よく学べる居場所を手放したくない気持ちの方が強くて、なんとかここまでやってこれました。
最初の顔合わせから始まって、2年春は、毎週とにかく文献読んで感想書いて、ゼミでは気になる風景とか文献とかに対して議論を重ねて、みんなの考えに圧倒されながら議論の楽しさを覚えた毎日でした。その傍らでほぼ毎月1回行ったまちあるきは、毎回歩数計が私にとってはとんでもない数字を叩き出していたけど今まで考えたことなかったような見方でたくさんの街を見ることができて新たな発見の連続でいつも楽しかったです。バインダー持って20,000歩、なかなか貴重な体験でした(笑)
夏休みの金沢合宿では、やっとみんながみんなに対して心を開き切ったイベントだったんじゃないかなって勝手に思ってます。みんなとグッと仲良くなれた気がしたし、私もみんなへの愛が深まりました。ゼミ合宿が2日間建築学会ってのもここでしか味わえないであろう貴重な経験でした(笑)あかつきやの人とか市役所の人とかいろんな人の協力で、金沢という都市がすごく好きになったなあ、
2年秋は、海外合宿の行き先決めて、それに向けて英語文献読み散らかして、っていう思い出が1番強いな〜久々に電子辞書引っ張り出して分からんすぎて毎週泣いてた気がする(笑)闇雲に、海外合宿のために一直線で頑張ってたからこそ中止になったときはすごい虚無感で死にそうになりました。3年は春秋通して大体オンライン。最初オンラインで200分なんて正気か?と思ったし、やっぱりみんなと会えないの寂しかったし、テンポよく議論ができない環境に悲しくなったこともあったけど、途中から慣れたし、何より週に1回必ずみんなと200分同じ時を過ごせることが精神的支柱になっていきました。やっぱり3年は川越プロジェクトが主で、みんなと、「私たちらしいマップを作る」という同じ方向に向かって議論を進めていくことが3年でのゼミの全てだったし、私にとってコロナで何もできない中での生活の張り合いというかやりがいだったなあと思います。
そんななかで、ほんの少し落ち着いた時期にちょうどできた社会実験は、予想以上に私の中で強い思い出です。本当にいろんな人の支えとか協力を感じたし、私たちもこんな状況の中であそこまでのイベントをしっかり仮説や意義を持って実施できたことは私の誇りになりました。議論が楽しいなんて昔の私では絶対思うことがなかったけど、そう思えたのは、他人の意見をしっかり受け入れて、自分と違う意見の時も否定はせず、でも自分の考えはしっかりと伝えてくれるみんなとだったからなんだなと思う。本当にみんなといることが心地よくて楽しくて、学ぶことも多くて、私の学生生活には欠かせないコミュニティの1つ、いや、なんなら1番大切なコミュニティになりました。ネガティブなことばっか言うし、みんなみたいに素敵な意見や考えがあるわけでもないし、嫌な気持ちにさせちゃったり足を引っ張ったりしたことも多かったと思います。でもみんなと学べてこの一員になれたことは私の自慢です。本当にありがとう。私の数少ない居場所の一つでした。みんなといると自己肯定感上がるし精神衛生上良かったなあ…
この先もずっと、末永く、みんなとは接していきたいなって心から思います。
マップまだまだあるし、卒業しても絶対定期的に会ってください!!!!必ず!!先生へ
上で「みんな」ってたくさん出しましたが、それは先生も含めたゼミ生のことです。先生も含めて、居心地良いゼミでした。
よく後輩へのゼミ説明とかの時に私が言っていた、「生徒の誰よりも先生が1番頑張ってくれるゼミ」は本当我ながら的確だなあと思っています。先生みたいな大学教授は本当に稀有でしょう。(笑)
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