2022年4月23日に西川ゼミ4期生は小川町を訪問しました。小川町を訪問するのは3回目でしたが、一回一回の滞在時間が長かったせいか地元のような懐かしさ、安心感を感じていました。晴天の中、小川町から3キロ近く離れた楮畑を目指すところから今回の小川町訪問は始まりました。楮畑は私が想像していたものより小規模で、職人の減少や機械の老朽化で沢山の和紙を作ることができないからなのかなと思いました。丈夫で小川町を代表する和紙がなくなってしまうのはとてももったいないと思います。また、楮の実が食べれるというのが衝撃的でした。和紙に使う楮の皮、食用になる楮の実、今の段階で用途がないのが楮の木の部分だけだと知りました。生産量が少ないからこそ、少しも無駄にできないと強く思いましたし、楮の木の部分の用途を真剣に考える必要性を感じました。
わらしべで昼食を取った後、旧上野台中学校を訪問しました。廃校と聞いていたので老朽化した建物を想像していましたが、コンクリート基調の綺麗な建物でとてもびっくりしました。すでに活用法が検討されていると聞きましたが、ここが住民の方にどういう場所であるべきなのか、これからどのように活用していくべきなのかを検討して実行することができるならぜひ関わらせていただきたいと思いました。そして小川町には和紙や蔵だけでなく廃校になった学校まで様々な地域資源があるということを知り、これから観光を取り入れたまちづくりを進めていく上で高い可能性を感じました。
西川先生が今回ほど楽なまち歩きはない(何かを説明してもらいながら歩くよりもただ歩いただけという意味)と仰っていました。私の勝手な解釈ですが、今までは和紙のことや蔵のこと、小川町自体のことを知ることがメインの訪問で、今回は小川町の課題の解決策や地域資源の活用方法を創造させていくための訪問であったのではないかと思いました。最後においでなせえの五十嵐さん、岡本さんがキャンプファイヤーを用意してくださいましたが、これから小川町に関わり、本格的に活動が始まっていく幕開けのようで私も気合が入りました。これからお世話になる全ての方々に改めてよろしくお願いします!
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