変わらず小川町PJの議論も進んでいました!💬
2日のゼミでの和紙を使った観光まちづくりに関するアイディア共有をもとに、私たちなりのビジョンを検討するべく、まずは数人でたたき台を作ろうと、土台班が決まりました!6日-8日にかけての3日間は、土台班メンバーでビジョンの検討を行いました。
まずはみんなで出し合ったアイディアを、「和紙を使う空間」や「和紙の活用法」に着目して分類しました!💡
そこで“遊ぶ”や“つくる”、“贈る”といった異なる動詞がたくさん出てきたことから、次は動詞、「使い方」に着目して段階的にビジョンを検討しました。この段階では、和紙に触れるステップとして「楽しむ」→「知る」→「繋がる」→「伝える」→「関わる」というように段階的に考えることができるのではないか?と議論しましたが、「楽しむ」と「知る」は順番が逆でもいいのではないか等、必ずしも段階的ではないのかもしれないとの議論もありました。
また、和紙を楽しむというステップの詳細として、和紙をどのように楽しむか?という議論も行い、五感に着目して分類をしたりもしました。
そして最終的に、根本に立ち返って考えてみようという話しから、自分たちが「和紙の何を活かしたいか」に基づいてアイディアを分類しました。「和紙の特性」や「和紙の歴史・文化」「和紙に関わる人や思い」「和紙作りの過程」など、様々なカテゴリーを考え、最終的に以下のビジョンに到達しました!✨
・和紙作りの過程を資源化する
・和紙に関わる人と繋げる
・和紙と他の資源を組み合わせる
・過去からの流れを汲み取って未来に引き継ぐ
・和紙を日常の暮らしの中で使ってもらう
そしてこの5つのビジョンの一つ先に、
・伝える
・自分が関わる
という2つの主体的になってもらうためのビジョンが考えられるのではないかと考えました。💡
ビジョン一つひとつに順番はなく、どこが入り口になっても良いという考えも共有しました!
さらに、現段階で既に和紙に触れたことのある人から全く和紙に触れたことがない人まで、私たちが考える観光まちづくりに関わる人には、人の数だけ多様な和紙の関わり方があると考えました。そこで、一つひとつのビジョンの中でも、和紙にあまり触れたことがない人に向けた楽しみ方から、本物志向の人向けの楽しみ方まで、様々な楽しみ方を提供することが重要だという議論になりました。
試行錯誤の繰り返しでしたが、なんとかビジョンを形にすることができました!次のゼミでは土台班で検討したビジョンをゼミ生に共有し、みんなで再検討をしましたが、それについてはまた次のブログにて....✉
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