1月23日に西川ゼミ4期生として初めて小川町を訪れました。一日中小川町の観光について刺激を受けるとともに、とても勉強になりました。
私は今まで小川町を訪れたことがありませんでした。また、小川町という地名も、ゼミに参加するまで聞いたことがありませんでした。そのため、今回の訪問では、小川町の魅力を最大限学習することを目的に訪れました。
まず、小川町を訪れる前は、和紙で有名なところだと聞いていました。そのため、和紙について学ぶことが楽しみでした。午前中に行った和紙作り体験を行いました。楮の皮むきをした際に感じたことは、職人さんの技量がとても高いことでした。皮むきを一瞬で済ませ、剥いた皮をきれいにする一連の動作が洗練されていて感動しました。しかし、この技術を伝える後継者の問題や皮を剝いた後の棒の活用方法など課題点も見つかり、興味深かったです。
昼食後の午後は、小川町のガイドさんと街歩きをしました。街歩きでは小川町の歴史から文化の開設を聞きながら、様々な建物や景観を見学しました。小川街は江戸時代の街道沿いに町が位置していたことによって特徴的な文化が発展し、伝統工芸が生まれました。また、そのような歴史があるため、長屋や蔵など様々な歴史的構造物がありました。私が興味を持ったのは、蔵や古民家をリノベーションした建物です。元々建物があったものを生かしながら、新たな価値をその空間に創造していて素敵だと思いました。また、このようなリノベーション物件が観光客だけでなく、地元に暮らしている住民の方の憩いの空間になっていることは素晴らしいことだと思いました。
私が今回の訪問で一番感銘を受けたのは、小川町関係者様の温かさと熱量です。今回の訪問では、地元の観光業界の方や和紙の職人さんなど様々な人にお世話になりましたが、どの人も皆、小川町を活性化させるという熱い思いを抱いていることが感じられました。また、池袋から一本で来られる近郊に位置しながら、昔ながらの人の心の温かさを感じられました。今後のプロジェクトを行う際、小川町の関係者様の熱量に応えられるよう一生懸命活動していきたいと思います。
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